A-YA-KA-SHI☆バスター!!
この大型のショッピングモールは地元でも有名で、雑貨から食品まで、ここだけで揃わないものはない。
だが、3人分の歯ブラシやタオルから、洋服、布団まで買い込むには、店と車を何回も往復しなければならず・・・彩は最早精根尽き果てた感じだ。
気がついたら、もう夕日が沈む直前だった。
「ねぇねえ、このプリンアラモード、すっごく美味しそうなんだけど、今食べたら夕飯お腹に入らないかな?」
「・・・甘いのは、別腹っていうだろ・・・」
あれだけ動いてこれだけ元気だなんて一体どういうカラクリなんだと、彩は不思議でならない。
そんな彩をよそに、美樹は真剣にプリンアラモードを食べるか食べないかを悩んでいる様子だった。さっき頼んだコーヒーが運ばれてくる。
だが、それに手を付けようとした彩の動きが止まった。
「どうしたの?」
どこか険しい表情に、美樹は不思議そうに彩を見つめる。
「美樹。どうしても、コーヒー飲みたい?」
「え? どうして?」
「あのさ、今すぐ帰ろう」
返事を聞かないまま、彩は伝票を持って立ち上がる。
だが、3人分の歯ブラシやタオルから、洋服、布団まで買い込むには、店と車を何回も往復しなければならず・・・彩は最早精根尽き果てた感じだ。
気がついたら、もう夕日が沈む直前だった。
「ねぇねえ、このプリンアラモード、すっごく美味しそうなんだけど、今食べたら夕飯お腹に入らないかな?」
「・・・甘いのは、別腹っていうだろ・・・」
あれだけ動いてこれだけ元気だなんて一体どういうカラクリなんだと、彩は不思議でならない。
そんな彩をよそに、美樹は真剣にプリンアラモードを食べるか食べないかを悩んでいる様子だった。さっき頼んだコーヒーが運ばれてくる。
だが、それに手を付けようとした彩の動きが止まった。
「どうしたの?」
どこか険しい表情に、美樹は不思議そうに彩を見つめる。
「美樹。どうしても、コーヒー飲みたい?」
「え? どうして?」
「あのさ、今すぐ帰ろう」
返事を聞かないまま、彩は伝票を持って立ち上がる。