A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「落ち着いてるよ!」
「どこがだよ・・・」
「しっかしさ、美樹の力って何なの!? あいつ、美樹に何を言ったんだよ」
彩はテーブルに身を乗り出して、こんなことを聞いてきた。
暫く間を置いてから、悠が口を開く。
「俺なりの解釈なんだけど・・・美樹ちゃんの力は、無意識だからいい方向に向いてるんだと思う」
「・・・ぜんっぜん分からない」
もう少し分かりやすく説明してよと、彩が言う。
「俺が美樹ちゃんの力をはっきりと感じたのは2回。向こうに帰っている間に、彼女は俺達の事を呼び戻したこと」
あれは確かに美樹の力だ、と悠は言う。
一回目は展望台の時、そして、二回目は彩が和也に捕まった時。
悠に言わせると、ただ単に『声が聞こえた』のではなく、半ば強制的に向こうからこっちの世界へ連れ戻されたのだそうだ。
「・・・出来るのかよ、そんなこと」
本当は、そんなことはあり得ないはずなのに。
全く交信が出来ないから、彩がいつも不安になる。
「どこがだよ・・・」
「しっかしさ、美樹の力って何なの!? あいつ、美樹に何を言ったんだよ」
彩はテーブルに身を乗り出して、こんなことを聞いてきた。
暫く間を置いてから、悠が口を開く。
「俺なりの解釈なんだけど・・・美樹ちゃんの力は、無意識だからいい方向に向いてるんだと思う」
「・・・ぜんっぜん分からない」
もう少し分かりやすく説明してよと、彩が言う。
「俺が美樹ちゃんの力をはっきりと感じたのは2回。向こうに帰っている間に、彼女は俺達の事を呼び戻したこと」
あれは確かに美樹の力だ、と悠は言う。
一回目は展望台の時、そして、二回目は彩が和也に捕まった時。
悠に言わせると、ただ単に『声が聞こえた』のではなく、半ば強制的に向こうからこっちの世界へ連れ戻されたのだそうだ。
「・・・出来るのかよ、そんなこと」
本当は、そんなことはあり得ないはずなのに。
全く交信が出来ないから、彩がいつも不安になる。