A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「美樹!!」
「美樹ちゃん!!」
何とかしろ悠、と諒が言い終わる前に、美樹の目の前に、明らかに異質な空間が現れた。
風が吹く。
美樹は、その空間に向かって両手を伸ばした。
「美樹っ!!」
彩は庭に飛び出そうとするが、諒に押さえ付けられる。
「何すんだ離せよ、諒!!」
「ダメだ、あの空間は・・・!!」
美樹の身体が、空間に吸い込まれていく。
悠の防御の力では太刀打ち出来ないような、異質で強い力を持った空間だった。
美樹は、こっちを振り返る。
「終わらせて来ます。もう、みんなが危ない目に遭わないように・・・」
「美樹! 何言って」
その身体が消える瞬間、美樹は、悲しそうな笑顔を作った。
「みんな、大好き・・・」
その言葉を最後に、美樹の身体は完全にこの場から消えた。
「嘘だろ・・・」
風は収まり、何もなかったようないつもの光景が戻っていた。
「美樹ちゃん!!」
何とかしろ悠、と諒が言い終わる前に、美樹の目の前に、明らかに異質な空間が現れた。
風が吹く。
美樹は、その空間に向かって両手を伸ばした。
「美樹っ!!」
彩は庭に飛び出そうとするが、諒に押さえ付けられる。
「何すんだ離せよ、諒!!」
「ダメだ、あの空間は・・・!!」
美樹の身体が、空間に吸い込まれていく。
悠の防御の力では太刀打ち出来ないような、異質で強い力を持った空間だった。
美樹は、こっちを振り返る。
「終わらせて来ます。もう、みんなが危ない目に遭わないように・・・」
「美樹! 何言って」
その身体が消える瞬間、美樹は、悲しそうな笑顔を作った。
「みんな、大好き・・・」
その言葉を最後に、美樹の身体は完全にこの場から消えた。
「嘘だろ・・・」
風は収まり、何もなかったようないつもの光景が戻っていた。