A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「友香、怪我は? どっか痛かったりしないか?」
「・・・ふふっ・・・全身、痛いよ・・・」


 友香は笑う。
 つられて、彩も笑った。


「あっ・・・」


 彩は、思い出したように口を押さえる。


「どうしたの、彩さん?」
「友香を助けて、ついでに美樹の居場所も教えてもらおう計画が・・・」


 これじゃ聞けないじゃんか、と、彩は項垂れる。


「あたし知ってる」
「えっ?」
「港の防波堤にある灯台・・・そこに、あいつがいるの」


 そっか、と、彩は呟く。
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