A-YA-KA-SHI☆バスター!!
「心外だな。何故そんな事が言える?」
「何を奪われたのか知らないけどね。あんたの力・・・マイナスの感情を糧にしないと発揮されないんだろ? そんなのおかしいよ。人間は・・・そしてアヤカシも、生きているだけで力があるものなんだ」
「何故、アヤカシを信じられる!!」
和也は声を荒げながら、彩の喉元にナイフを突き付けた。
だが彩は、少しも動じない。
真っ直ぐに、和也を見据え。
「少しは自分じゃない他の誰かを信じてみろよ。そしたらきっと出来るよ、友達ってやつが」
「うるさい!!」
和也はナイフを振り上げる。
だが、美樹を覆っている結界が弾け飛ぶのと、彩が和也の顔を思いきり殴り付けるのは同時だった。
「・・・!!」
勢いよく倒れた和也の手から、ナイフが離れた。
それに歩み寄り、彩はナイフを拾う。
そして振り返り。
「お帰り、美樹」
「ただいま・・・彩」
二人は見つめ合って微笑む。
「何を奪われたのか知らないけどね。あんたの力・・・マイナスの感情を糧にしないと発揮されないんだろ? そんなのおかしいよ。人間は・・・そしてアヤカシも、生きているだけで力があるものなんだ」
「何故、アヤカシを信じられる!!」
和也は声を荒げながら、彩の喉元にナイフを突き付けた。
だが彩は、少しも動じない。
真っ直ぐに、和也を見据え。
「少しは自分じゃない他の誰かを信じてみろよ。そしたらきっと出来るよ、友達ってやつが」
「うるさい!!」
和也はナイフを振り上げる。
だが、美樹を覆っている結界が弾け飛ぶのと、彩が和也の顔を思いきり殴り付けるのは同時だった。
「・・・!!」
勢いよく倒れた和也の手から、ナイフが離れた。
それに歩み寄り、彩はナイフを拾う。
そして振り返り。
「お帰り、美樹」
「ただいま・・・彩」
二人は見つめ合って微笑む。