A-YA-KA-SHI☆バスター!!
Act.7 【信頼】
彩は結局あれから丸一日も眠り続けて、内面的なダメージはほぼ回復したようだった。
夜のアヤカシ退治には、悠と諒が出かけていった。
それを知った彩は、何で起こしてくれないんだと文句を言ったが。
そんな彩にはまだ小さな擦り傷や打ち身で出来た青アザなど、外傷が残っている。
心配する美樹に、大丈夫、と彩は笑って。
それ以外は全く普段通りの一日が始まり、あんなことがあったのは気のせいだったのかと、思わず考えてしまうほどだった。
ただ、美樹はまだ、心の中に引っかかる何かに苦しんでいた。
今日も店は忙しく、悠や諒目当ての若い女の子達で賑わっている。
「美樹さん、ホントはどっちと付き合ってるの~?」
きゃあきゃあ言いながらひやかす女子高生に、思わず苦笑する美樹。
そこへ、彩が店に入ってきた。
「美樹ぃ~・・・腹減ったぁ~」
「ちょっと彩、起きてて大丈夫なの? 今何か作って持っていくから部屋で休んでて」
「大丈夫だって。病気じゃないんだし、こんなの日常茶飯事なんだからさ」
彩の姿を見つけた、いつかかき氷を買いに来ていた女子高生が駆け寄ってくる。
夜のアヤカシ退治には、悠と諒が出かけていった。
それを知った彩は、何で起こしてくれないんだと文句を言ったが。
そんな彩にはまだ小さな擦り傷や打ち身で出来た青アザなど、外傷が残っている。
心配する美樹に、大丈夫、と彩は笑って。
それ以外は全く普段通りの一日が始まり、あんなことがあったのは気のせいだったのかと、思わず考えてしまうほどだった。
ただ、美樹はまだ、心の中に引っかかる何かに苦しんでいた。
今日も店は忙しく、悠や諒目当ての若い女の子達で賑わっている。
「美樹さん、ホントはどっちと付き合ってるの~?」
きゃあきゃあ言いながらひやかす女子高生に、思わず苦笑する美樹。
そこへ、彩が店に入ってきた。
「美樹ぃ~・・・腹減ったぁ~」
「ちょっと彩、起きてて大丈夫なの? 今何か作って持っていくから部屋で休んでて」
「大丈夫だって。病気じゃないんだし、こんなの日常茶飯事なんだからさ」
彩の姿を見つけた、いつかかき氷を買いに来ていた女子高生が駆け寄ってくる。