°:+捨て猫同盟+:°

「やったー♪ほらほら、じゃぁ早く準備済ませて!行くよ行くよ!」

そう言った菜々子はというと、

もうとっくにスクバを肩にかけ、

準備万端だった。




「よいっしょ……………おし!行こ~♪」

新商品のパフェに、

あたしも心躍らせて、菜々子と一緒に学校を出た。

ちらりと有真のロッカーを見たけど、

そこにはもう、見慣れたランニングシューズはなかった。










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