°:+捨て猫同盟+:°

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「んー！これだぁ～♪はいはーい、店員さん、注文よろでーすっ♪」





「菜々子、ちょっと上機嫌過ぎッ！」

「へへっ♪あっ、はい。じゃー、このパフェ２つ～」


かしこまりました、と、店員が笑顔で去っていく。

菜々子、さっきっからずっとニコニコしたまま。

菜々子は、

笑うと眉毛が下がって可愛いんだ。



「ねぇ、愛」



でも、そんな菜々子は意外と鋭い。



侮れない。



「ん？」



「愛、本当に今日は、てか最近ずっと、貧血なだけだよね？」

「え？」






なんだか、少し怖くなって、微かに笑ってごまかした。




「だから……高橋と上手く行ってないとか、ないよねって…」



痛いところを狙って突いてくる。


「…」


「親友じゃん。言って、なんでも。」

「…」

「愛のことだから、話したら迷惑。とか、思ってるでしょ？…」



エスパー、だろうか。