続・雪うさぎ~その後の二人のラブラブなお話…のハズ?~
おばさんのお開き宣言によって、追い立てられるように部屋から締め出された俺たちが、手を繋いで2階へと向かおうとした時、扉の向こう側から、今日の数々の発言の中でも一番ブッ飛ぶ一言が飛んできた。

「素敵なBirthday Nightを楽しんでね~。
声は我慢しなくてもいいわよ♪」

…それ、冗談にしろ本気にしろ、笑うに笑えねぇって…。

真っ赤になる雅の手を引き、階段を上がる途中でふと思う。


もしかして、これって、おじさんとおばさんからの今年のバースディプレゼント…?


まさかな…?


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