続・雪うさぎ~その後の二人のラブラブなお話…のハズ?~
だが、残されたのは雅だけでなく、超特大のケーキと、二人では食べきるのに数日掛かりそうな料理の数々。

どうやってこれを処理しろと?

いくらまだ寒い時期だからって、これは無理だろう?

結局、雅と相談の上、誰かを呼ぼうということになり、サークルの奴らに処分を手伝ってもらうことにした。

もちろん甘い夜を期待していた俺としては、邪魔者たちには食ったらとっととお引取り願いたいのが本音。

だが、彼女が来ていると知った奴らは、優しい悪意の元、俺の誕生日を朝まで祝い続けてくれた。


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