続・雪うさぎ~その後の二人のラブラブなお話…のハズ?~
昼休みに雅のクラスへ行ってもタイミングを計ったように席を外していた。

まるで俺を避けるように…。

イライラしながら待った放課後、HRも終わりきらないうちに教室を飛び出しようやく雅をつかまえた。

俺の剣幕に驚いたように目を大きく見開く雅。

なんだよ。そんなに驚く事無いだろう?

「どうしたんだよ雅。今日は一日中俺を避けていたんじゃないか?」

「そんなこと無いわよ。
…ただ、私がいたら都合が悪いと思って…。」

周囲の視線を気にするような雅の仕草にイライラが増す。

女の子達の視線を気にしているんだろうか。そんな雅は見たくない。

俺はお前しか好きじゃないんだ。

俺の心が求めているのは雅だけなんだよ。

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