続・雪うさぎ~その後の二人のラブラブなお話…のハズ?~
訳が分からないといった俺の表情がわかったのか、おじさんは視線を反らしながら俺に小さな紙袋を渡した。

なんだコレ?

「これをやるから…絶対に雅を大事にしろよ。おまえに頼んだからな?」

意味が良く分からなかったが、とりあえず頷いて袋を覗いて見る。

「え!!おっ…おじさん?なんで?どういうことだよ??」

「うん…。だから……なんだ。その…ちゃんとして欲しいんだよ。絶対に泣かすな。」

「はあ……。」

俺は言葉もなく小さな紙袋の中の小箱を見つめる。


普通こんなもん娘の彼氏に渡すか?



< 48 / 115 >

この作品をシェア

pagetop