続・雪うさぎ~その後の二人のラブラブなお話…のハズ?~
晴れ渡った五月晴れの空に凛と響き渡った雅の声。

何事かと慌てて駆け寄った俺の視界に飛び込んできたのは大柄な男の腕をねじ上げて啖呵を切る雅の姿だった。

「ふっざけんじゃないわよ。
誰があんたなんかと出かけるモンですか。
気安く触んないでよね。」

後ろ手に腕のねじ上げられ痛みに顔を歪める男は、どう見ても身長が雅より20cmは高く身体もアメフトでもやっていそうなくらいゴツイ。

それなのに雅は平然として腕をグイグイねじ上げ、男を追い詰めていた。

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