続・雪うさぎ~その後の二人のラブラブなお話…のハズ?~
「勇気君も18歳かあ…立派になったわねぇ。
法律上ではもう結婚だって出来るんですもの。
あの可愛かったゆうちゃんがねぇ…。
でも、我が家のしきたりを無視しては、大人と認めるわけにはいかないわねぇ…。
こまったわぁ。」
感慨深そうな割には、ちゃっかり釘を刺すところが悪魔だと思うぜ?
「……雅…何とか言えよ。」
情けなくも雅に助け舟を求めてみるが、おばさんは強かった。
「雅。勇気クンはケーキの前にお祝いのキスをして欲しいんですって。
ほらほら、とっととキスしてあげてね。
そうしなくちゃ私の力作のケーキが、今日一番のイベントを迎えることなく終わっちゃうじゃないの。」
……そこかよ。
俺と同じ突っこみをしたかったのは、その場にいた全員だったと思う。
結局、雅はおばさんに急かされ(脅迫とも言う)真っ赤になりながら、みんなの前で俺にキスをすることになった。
こうなると、俺も後には引けなくなり…
去年より一本増えたロウソクに向かって、肺活量を披露するという、去年と同じ屈辱を味わうこととなった。
法律上ではもう結婚だって出来るんですもの。
あの可愛かったゆうちゃんがねぇ…。
でも、我が家のしきたりを無視しては、大人と認めるわけにはいかないわねぇ…。
こまったわぁ。」
感慨深そうな割には、ちゃっかり釘を刺すところが悪魔だと思うぜ?
「……雅…何とか言えよ。」
情けなくも雅に助け舟を求めてみるが、おばさんは強かった。
「雅。勇気クンはケーキの前にお祝いのキスをして欲しいんですって。
ほらほら、とっととキスしてあげてね。
そうしなくちゃ私の力作のケーキが、今日一番のイベントを迎えることなく終わっちゃうじゃないの。」
……そこかよ。
俺と同じ突っこみをしたかったのは、その場にいた全員だったと思う。
結局、雅はおばさんに急かされ(脅迫とも言う)真っ赤になりながら、みんなの前で俺にキスをすることになった。
こうなると、俺も後には引けなくなり…
去年より一本増えたロウソクに向かって、肺活量を披露するという、去年と同じ屈辱を味わうこととなった。