Realtime:kiss
「っ!
あんた何やってんの⁈」
陽子が私を見て驚きの声をあげる…
隣で奈津紀は目を真っ赤にして私を見ている…
「あがれば?…」
私はそれだけ言うとまた、寝室に戻りベッドに潜り込んだ……
「奈緒!起きな!何なのよっ」
陽子が布団を捲りあげた。
私は無言で捲りあげられた布団を被ろうとした。
「奈緒ぉ…そんな事してたって、何の解決にもならないよ?」
………………
「!!!っ奈津紀、ほっとこ!」
そうだよ、ほっといてよ。
どうせあの画像の人物は私だと思ってるんだから……
どれ位時間が経ったのか、私はトイレに行きたくなり、ベッドから出て、トイレに行った。
トイレから出るとリビングの方から何やら話し声が聞こえてきた…
「…はい、分かりました、伝えます……」