Realtime:kiss
信じるという事
蒼佑が向こうに行って既に半年近くが過ぎていた。
毎週とはいかないけど、月に二度程こちらに戻って来てくれている。
そして私は今、教習所に通っている。
何故か……
それは、オートマチック免許の限定解除の為である。
実は、蒼佑のあの黒いスポーツセダン、こっちに置いたままなんだよね。
バッテリーがあがるから、たまには動かしてと、頼まれたのは良いのだけど…
オートマ限定免許の私は、マニュアル車を動かす事が出来なくて……
なら、解除しちゃえば?
と、蒼佑に言われ、今、頑張ってる最中。
待ってて。
蒼佑…蒼佑が疲れてる時は、私が運転、するからね!!
「あっぶねぇなぁ、うわっ、こら、お前、死ぬ気か!?」
連休のド真ん中の大安吉日である今日、私達は蒼佑の兄、貴さんと、相川馨子の挙式に出席する為、蒼佑の車で移動中である。
ハンドルを握るのは、勿論、私である。
「お前、ホントに免許、持ってんのかよ!?」
助手席から辛辣な言葉を投げかける蒼佑。
毎週とはいかないけど、月に二度程こちらに戻って来てくれている。
そして私は今、教習所に通っている。
何故か……
それは、オートマチック免許の限定解除の為である。
実は、蒼佑のあの黒いスポーツセダン、こっちに置いたままなんだよね。
バッテリーがあがるから、たまには動かしてと、頼まれたのは良いのだけど…
オートマ限定免許の私は、マニュアル車を動かす事が出来なくて……
なら、解除しちゃえば?
と、蒼佑に言われ、今、頑張ってる最中。
待ってて。
蒼佑…蒼佑が疲れてる時は、私が運転、するからね!!
「あっぶねぇなぁ、うわっ、こら、お前、死ぬ気か!?」
連休のド真ん中の大安吉日である今日、私達は蒼佑の兄、貴さんと、相川馨子の挙式に出席する為、蒼佑の車で移動中である。
ハンドルを握るのは、勿論、私である。
「お前、ホントに免許、持ってんのかよ!?」
助手席から辛辣な言葉を投げかける蒼佑。