Realtime:kiss
部屋を出ると、女将さんらしき女性が、近寄ってきた。


「蒼ちゃん、大丈夫?」


はぁ?

私は鳩が鉄砲でも喰らったように目を見開き、じっと二人を見つめていた。


店に入ってきた時と明らかに態度が違う!


「ここで立ち話も何やから、奥に行きまひょか・・・
そちらの嬢ちゃんも、・・・ええんでしょ?蒼ちゃん」



女将さんらしき女性の問いに、じっと私を見た後短く答えた。


「・・・あぁ、」























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