Realtime:kiss
その後、何事もなかったかのように、私をソファーに座らせ、自分はキッチンへと姿を消した。
暫くすると、マグカップを二つ、右手に持ち、ポテチの袋を左手に持って戻ってきた。
「お前、砂糖は?」
私に手渡しながら尋ねてくる。
「ありがとう、私いらないけど……」
自分の分のカップをテーブルに置き、私の隣にドカッと腰を下ろした。
「なぁ、マジで俺と付き合わねぇ?」
ドキッとした。
そろりと隣の蒼佑を横目で盗み見た。
「あれ?このポテチの袋、開けにくい。
お前、これ開けろよ」
ムードも何もあったもんじゃない。
渋々袋を受け取り、サッと開けてしまった私って……
「さっすがぁ、じゃあ、ご褒美……」
チュッ……私はサッと後ろに下がり、慌てて唇を両手で押さえた。
「何だよ、ご褒美だっつっただろうが」
ダメだ、心臓が暴れ出す。
「あっかぁい顔しちゃってぇ、案外乙女なとこ、あんだな、お前」
「あっあんたさぁ、あたしなんか、からかって、何が面白いのよっ!信じらんない」
暫くすると、マグカップを二つ、右手に持ち、ポテチの袋を左手に持って戻ってきた。
「お前、砂糖は?」
私に手渡しながら尋ねてくる。
「ありがとう、私いらないけど……」
自分の分のカップをテーブルに置き、私の隣にドカッと腰を下ろした。
「なぁ、マジで俺と付き合わねぇ?」
ドキッとした。
そろりと隣の蒼佑を横目で盗み見た。
「あれ?このポテチの袋、開けにくい。
お前、これ開けろよ」
ムードも何もあったもんじゃない。
渋々袋を受け取り、サッと開けてしまった私って……
「さっすがぁ、じゃあ、ご褒美……」
チュッ……私はサッと後ろに下がり、慌てて唇を両手で押さえた。
「何だよ、ご褒美だっつっただろうが」
ダメだ、心臓が暴れ出す。
「あっかぁい顔しちゃってぇ、案外乙女なとこ、あんだな、お前」
「あっあんたさぁ、あたしなんか、からかって、何が面白いのよっ!信じらんない」