君の隣
《キーンコーンカーンコーン》もう放課後か…今日ドキドキしてばっかりで1日が早く感じたよ

「ゆ~っきほ!」
何か1日が充実し足りなかったな。もっと真也くんと話したかったな
「雪歩!」
あぁ!何か真也くんの幻聴が
「幻聴じゃねぇよw」
「だよね~って!真也くん!?え!いつの間に!?って言うかエスパー?」
「最初っから居たよw呼んでも全然気づかねーんだよ!雪歩は。しかもエスパーって何だよwめちゃくちゃ声に出してたぞwお前」
「声に…なぁ~んだ!そっか声に出してたんだw」
「うんうん」
「って声に出してたぁ!?」
「うぉ!何だよ!」
ヤバいヤバいヤバい!声に出してたって!真也くんと話したかったなって聞かれたかな?
「ちちちちちちち!因みに何処から声に出してた?」
「ん?…幻聴ってところからかな?w」
「ほ!本当に?」
「あぁ」
よ!良かったぁ!
「…」
ん?真也くんは何故私に喋りかけてきたんだろう
「ところで真也くん!どうしたの?私に何か用事でしょう?」「ん?あ!あぁ一緒に帰ろうぜ!」
一緒に帰ろうって話か!なぁんだ!って。え!
「こんな私で良ければ!一緒に帰って下さい!」
「w何それ」
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