君を見つける方法
「それに!マネージャーなら私がいるしっ!」

「あー…いんじゃね?それに!キャプテンが決めればいいんだし!」

「あのねぇ!レン!私はユリに入ってもらいたいけど勝手に決められても困るの!!」

「入ってほしんだったらいんじゃねー?」



めんどくさそうに答える滝川くん、

「レンが部活にくるんだったらわかるけど、こないんじゃだめじゃん。」

「あの…私…マネージャーとかめんどくさそうだから入りたく…ないんですが、」

私がわりこんだら
佳奈は「ほら!」と言う。


「だから、俺に水かけたからマネージャーになれっていってんじゃん!とにかく!今日は部活の見学に来い!わかったか?」

「はい…」


なんか朝の滝川くんじゃない。



「多分あんたと普通に話してたのは寝起きだから
じゃない?普段はちょークールなんだからっ!」


佳奈ばちょー゙の部分を
強調して言ってきた。



「昔はこうじゃなかったんだけどなぁ…」


悲しそうな顔で言って

きたから、それいじょう
なにもいえなくなった。

チャイムが鳴り
みんなが席についた。

1時間目は…移動教室かー…たまにはサボろっと
私は屋上へと

走っていった。

階段を上り、顔を

ひょこっとだすと…
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