君を見つける方法
滝川くんがいた。

いろんなところに滝川くんが出てくるなー…


なんて考えていたら。



「マネージャーやってくれんの?」


ちょっと怖かったから



「多分、見学しにいって良かったらなると思います。」

「また敬語かよぉ!タメ口でいいって!」


優しい滝川くんだった。
なんで?



「滝川…誰?」

「どこの誰に誰だ、だコラッ!いいかよく聞け、 俺様の名は滝川レン!」


「…へ?」

「ヤバい…超ショック…お前、本気だったんだな…」
「じゃあ…滝川くん?今日あったのはみーんな滝川くん?」

「たりめぇだアホ!!」


「おぉ~そか!」

「いや…あんな?」

「滝川くん、」

「なっなんだ?」

「飛行機っ!」


言うことがなかったから適当に言ったら

今度は滝川くんが



「…ふはっ!」

「ちょっと、笑うな!!」

「いきなり゙飛行機゙かよ!なに言われるかと思ったじゃねぇか!あはははっ」
「笑わないでよっ!」

「…ゴメン!!ゴメン!!」

「明日土曜日じゃん?あいてる?」

「あいてるけど…」

「ふ~ん。
今日メールしていい?」

滝川くんが言った。
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