抱きしめたい
「あぁ輝。輝こそ何やってんの?今日日曜日なのに…
アレ?もしかして朝帰りですか?」


「バカか。こんな格好で誰が遊んでんだよ。」


スウェット上下にパーカーを羽織るラフな格好の輝。


「そっか…じゃぁ、買い物?」


「まぁな…凛は?」


「わたしも。」


「ふぅん…。」


別々に買い物をしてわたしがレジに行った時、横に輝が並んだ。

持ってるのは、ミルクティーだけ。


「貸して。おごってあげる。」


「マジ?ラッキー。」



輝がミルクティー・・・

似合わないけど、無性に可愛くて仕方なかった。




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