抱きしめたい
眠いのに寝れない目をこすり、再び凛の部屋へ目を向けようとした時だった。

薄着の凛がアパートから出てきた。



こんな時間に何処行くんだ?
…もっと厚着しろよ。



案の定寒そうに腕を擦りながら歩き出した。


俺はスウェットの上にパーカーを羽織り、すぐさま凛の後を追った。



なんか俺…ストーカーみてぇ・・・



ふと自分の行動が恥ずかしくなったけど、お構いなしに凛を追った。


そして行き着いた所は近所のコンビニ。

付けて来た事がバレないように、少しだけ時間を置いて中に入った。



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