抱きしめたい
店の外へ出ると、凛は寒そうに小さく震えた。
俺は着ていたパーカーを脱ぎ凛に渡す。
ミルクティーのお返しとか言って、ホントは凛に貸すために着てきたモノ。
パーカーに腕を通す。
「うぅ、あったかい。」
凛は俺のパーカーごと華奢な体を抱え込んだ。
その姿を見た時、またしても俺の心臓はドキドキした。
俺が抱きしめられてる・・・みてぇな。
なんでこんなにドキドキすんだ…
これってもしかして…
イヤ、ありえない!
気付き始めた気持ちを無理やりしまい込んだ。
俺は着ていたパーカーを脱ぎ凛に渡す。
ミルクティーのお返しとか言って、ホントは凛に貸すために着てきたモノ。
パーカーに腕を通す。
「うぅ、あったかい。」
凛は俺のパーカーごと華奢な体を抱え込んだ。
その姿を見た時、またしても俺の心臓はドキドキした。
俺が抱きしめられてる・・・みてぇな。
なんでこんなにドキドキすんだ…
これってもしかして…
イヤ、ありえない!
気付き始めた気持ちを無理やりしまい込んだ。