抱きしめたい
一人ぼっちの部屋


未だに輝の部屋を見る癖は直らない。

今日はビールもおいしくない。



輝の彼女が羨ましい・・・



でも、今までと違う感覚に気付く。



好きな人と一緒に居られる彼女が羨ましいんじゃなくて、輝といる彼女が羨ましいと思った。


真吾に会いたい…じゃなくて、
輝の傍に行きたい…と思った。


正直自分が抱いた気持ちに困惑した。


最近日課だった輝とのやり取りが無くなったから、そう思ったんじゃないかって…


でも違う。


明らかに輝を愛しいと思った。





わたしは気付いてしまった。
知らず知らずのうちに芽生えた恋心に・・・


< 58 / 58 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop