涙恋~片思い恋愛〜
本当に、時間っていやだよなーー...


「ああ、少しなーー...
美奈に、告った。」



俺は、確かに美奈に告った。

避けられるのは、辛いけどーー...

後悔するようなことをした覚えは、ない。


それどころか、俺は、
自分の行動に、誇りを持っている。



「とうとう、言っちゃったんだな。
まぁ、お前の勝手だけどよーー...

ちゃんと、けじめつけろよ。」



それだけ言うと、涼太は俺の胸に軽いパンチをくわえさして、
いなくなった。

きっと、あいつは気を利かして、
俺の前からいなくなったんだろう。

俺を、一人にしてくれたんだろう。



「はぁ...」



最近、ため息が増えた。

格段にーー...
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