涙恋~片思い恋愛〜
第7章
決めた答え -美奈 sideー
【美奈 side】
とうとう、ホワイトデー当日になった。
この日まで、あたしは拓真のことを避け続けた。
だって、2人から告白された日、
あたしの想いはもう、定まっていたから。
その決意を、変えたくなかったから。
白鳥くんのことも、避けるようになった。
もう、白鳥くんとは、
恋人ではなくなったしーー...
拓真とは、幼なじみ以下になった。
これで、いいんだ。
あたしが、この想いを切り捨てて、
忘れることができたならーーー...
みんな、幸せになれるんだ。
あたしさえ、我慢していればーー...
みんなが、幸せに浸っていられるんだ。
ーーー...キーンコンカンコン
放課後を告げるチャイムが、
学校中に響き渡る。
とうとう、ホワイトデー当日になった。
この日まで、あたしは拓真のことを避け続けた。
だって、2人から告白された日、
あたしの想いはもう、定まっていたから。
その決意を、変えたくなかったから。
白鳥くんのことも、避けるようになった。
もう、白鳥くんとは、
恋人ではなくなったしーー...
拓真とは、幼なじみ以下になった。
これで、いいんだ。
あたしが、この想いを切り捨てて、
忘れることができたならーーー...
みんな、幸せになれるんだ。
あたしさえ、我慢していればーー...
みんなが、幸せに浸っていられるんだ。
ーーー...キーンコンカンコン
放課後を告げるチャイムが、
学校中に響き渡る。