【完】あたしのとなりの不良くん



「……意味分かんない」



口からこぼれ落ちた言葉。


靴箱に入ってるゴミを全て、ゴミ箱に捨てた。


美香は手に紙をもって、呆然と突っ立っていて。

その手にもっている紙も、とってゴミ箱に捨てた。


あたしはすぐさま、美香の元へと戻る。



「……美香」


「……」



何も返事がなかった。


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