【完】あたしのとなりの不良くん



「……み、か…」



フェンスに寄りかかって、あたしをみていた。



「……」



美香が歩いてきて、あたしのまえで止まった。


ゴクンと固唾を呑む。



「…ありがと。来てくれて…」



そう言って、美香は微笑んだ。


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