【完】あたしのとなりの不良くん


海里はまた「ふー」とする。

ふわふわと宙を舞うシャボン玉。



「うおおお!すげえ!」



宙を舞うシャボン玉を見て、興奮をしている。


「あ、千尋。何で泡足したんだ?」


シャボン玉に息を吹きかけて、地面に落ないようにしている海里に声をかけられた。



「水の割合が多かったんだよ」



そういうと、海里はこてんと首を傾げる。




こいつの頭じゃ、理解出来ないか…。




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