【完】あたしのとなりの不良くん




「今日泊まることになった!」



ニコニコと可愛らしい笑みで笑った海里。



は……?



あたしはそこに呆然とマヌケ面で立っていた


「もう時間も遅いし、どうせなら泊まって行かないか?ってことになったの」


お母さんもお父さんも、それはもうニコニコの笑みで。



「海里くんの家族からも、OK貰っちゃった」



お母さんはというと、「テヘペロー」とか言ってふざけている。


あたしの頭はその展開について行けなくて、パニック状態だ。


< 253 / 376 >

この作品をシェア

pagetop