【完】あたしのとなりの不良くん
「今日泊まることになった!」
ニコニコと可愛らしい笑みで笑った海里。
は……?
あたしはそこに呆然とマヌケ面で立っていた
「もう時間も遅いし、どうせなら泊まって行かないか?ってことになったの」
お母さんもお父さんも、それはもうニコニコの笑みで。
「海里くんの家族からも、OK貰っちゃった」
お母さんはというと、「テヘペロー」とか言ってふざけている。
あたしの頭はその展開について行けなくて、パニック状態だ。