【完】あたしのとなりの不良くん



目の前でぶらぶらさせられる、あたしの髪の毛。



「そんなことしてないで、乾かして」


「あ、忘れてた」



「すまん、すまん」と謝る海里は、近くにある黄色いゴミ箱に髪の毛を捨てた。


再びわしゃわしゃとされる髪の毛。


やっぱりこれは気持ちい…。

毎日やってもらいたいくらいだ。


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