先輩と恋する私
まぢ最悪。なんなの、もう。
今日占いでみずがめ座一位だったよ?
『ステキな出逢いがある予感』
ってーーー!
とりあえず
ブルーな気持ちのまま
私は今日から通う高校の門を通った。
そうだよ!
忘れよう。
忘れるんだ。
こけたくらい。
みられたくらい。
なんなんだ。
そうだ私は
おちゃめでおっちょこちょいギャルなんだ!
クラスが掲示されたところは
人が溢れかえっていた。
「すんませーん。」
小さい体を生かして人ごみの中をどんどん進んでいく。
「キノシタモモカ...キノシタモモカ...ぁった!」
1ー3
新しいクラス。
中学時代をリセットできる私の新たな居場所。
「よーし!がんばるぞぉ!!」