マンゴーにはなれそうもない
「あ・ぶねー・・・。」
「え・・、な・・・。」
年下男は頭を払いながら
片目を瞑り上を見上げてる。
買い物途中のあたしを見つけ
驚かそうと思って背後から
コッソリ近づいてきていたらしい。
離れてもまだ唖然としてる
あたしにホッとした顔で微笑んだ。
「あ・・の・・。」
「・・・・・探した。」
「え・・?」
彼は以前した口約束が
まだ有効だと思ってたらしく
仕事が終って直接、店に寄ったそうだ。
残っていたオーナーと話をしたらしい。
そんな約束・・
社交辞令だと思ってたのに。
「近くだし、
此処だったら何でも揃うだろ?」
「・・・。」
停めてあった、あたしの車を見つけて
此処に入って来たと云うのだ。
それにしてもこのタイミングの良さ、
キュン・・としないワケはない。
それ所か、
このあたしがドキドキ・・してる。
「キャンプ・・行くの?」
「あ・・うん。」
「俺も行きたい。」
「だって・・犬が一緒だし‥。」
「ホント? どんな?」
「ラブラドール・・。」
バタバタと
崩れた棚のことを詫びに走って来た
店員達を横目に。
適当にウンウンと頷きながら
彼は話しを途切れさせることなく。
「なんで黙ってたの?
俺、おっきイ犬、大好き・・!」
今は小型犬ブーム・・
だから、あまり
受け入れられないと思ってた。
それに・・ダメだ、あたし。
こんな事で運命感じちゃってる・・。
会わないって云ったのに。
「じゃ・・手伝って・・?」
・・・だ、なんて。
「え・・、な・・・。」
年下男は頭を払いながら
片目を瞑り上を見上げてる。
買い物途中のあたしを見つけ
驚かそうと思って背後から
コッソリ近づいてきていたらしい。
離れてもまだ唖然としてる
あたしにホッとした顔で微笑んだ。
「あ・・の・・。」
「・・・・・探した。」
「え・・?」
彼は以前した口約束が
まだ有効だと思ってたらしく
仕事が終って直接、店に寄ったそうだ。
残っていたオーナーと話をしたらしい。
そんな約束・・
社交辞令だと思ってたのに。
「近くだし、
此処だったら何でも揃うだろ?」
「・・・。」
停めてあった、あたしの車を見つけて
此処に入って来たと云うのだ。
それにしてもこのタイミングの良さ、
キュン・・としないワケはない。
それ所か、
このあたしがドキドキ・・してる。
「キャンプ・・行くの?」
「あ・・うん。」
「俺も行きたい。」
「だって・・犬が一緒だし‥。」
「ホント? どんな?」
「ラブラドール・・。」
バタバタと
崩れた棚のことを詫びに走って来た
店員達を横目に。
適当にウンウンと頷きながら
彼は話しを途切れさせることなく。
「なんで黙ってたの?
俺、おっきイ犬、大好き・・!」
今は小型犬ブーム・・
だから、あまり
受け入れられないと思ってた。
それに・・ダメだ、あたし。
こんな事で運命感じちゃってる・・。
会わないって云ったのに。
「じゃ・・手伝って・・?」
・・・だ、なんて。