恋愛記念日(恋愛短編集)







 愛海は、腰に手を置くという、




 お得意の仁王立ちで言った。





「威張るとこじゃないだろ」





 隼翔が言ったときだ。





「愛海ちゃん!私たち、同じクラス!」




 鈴みたいな声が聞こえた。




 誰だろ。





「あ、美緒!」




< 11 / 175 >

この作品をシェア

pagetop