恋愛記念日(恋愛短編集)




「入ってきなさい」


 先生がドアの方に言う。


 ドアが開いた。



 入ってきたのは、金髪をツインテールにした、美少女だった。


 ルックスもいい。


 奈美といい勝負かもな。


 俺や京はしていないが、男子が口笛を吹いて、はやし立てる。


 慣れているのかそいつはウィンクした。


 俺の隣で凛が吐く真似をした。




< 152 / 175 >

この作品をシェア

pagetop