恋愛記念日(恋愛短編集)






「ご、ごめんなさい!つい…!」






 慌てて先生から離れて



 弁解しようとしたけど。






 言い訳が出てこなくて



 シドロモドロ。







「いいんですよ。こどものころは



 誰でも恋愛感情を勘違いするものですから。


 
 堀北さん、君のようにね」






 先生が言った。




 そんな…




 これは勘違いじゃないのに!





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