センチメンタル*ガール
あたしは佑輔の言葉にコクンコクンと頷いた。
2人で不安を埋め合って行けばいいんだ。
そしたらこうやって悩んで1人抱え込まなくても良くなるんだ。
「どうする?本当にこのまま帰る?」
「帰らない。今日も佑輔と一緒にいる」
佑輔はあたしの言葉にフッと笑うと、「未紗の焼いたケーキ一緒に食べよう」と言って
ホールだったケーキを佑輔が切ってくれて
一緒に楽しい話をしながら日曜日の午後を過ごしたのでした。