センチメンタル*ガール



「良かった。また絶対みんなで集まろうね!今日は本当にありがとう!じゃああたしこっちだから」



と言って自分の乗る番線の方を指差した。



「遅いし家まで送るよ」



一緒に同じ電車に乗ってくれると言ってくれた。



でも……。



「ううん、彼氏迎えに来てくれるから大丈夫」



「なら安心だな。気をつけて帰れよ!彼氏とも仲良くな」



手を振って自分の番線に向かおうと黒田くん。



「うん、黒田くんも気をつけてね!またね!」



私も手を振って黒田くんに別れを告げた。



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