センチメンタル*ガール
佑輔の家にお泊まり行きたいな?なんて」
えへへって笑ってごまかしながら話すあたし。
「いいけど。俺、今日も夕方くらいまで仕事あるから、休みは明日と明後日だよ?
それに部屋も未紗が来るって思ってなかったからちょっと散らかってるし……」
目が覚めてきたのかいつもと同じ話し声になってきた佑輔。
「じゃあ、あたし暇だから午後から片しに行くよ?夕ごはんも作りたいし!」
なに、食べたい?と勝手に進めて佑輔に食べたいメニューまで聞くあたし。
だって、彼氏の家の掃除をするってなんとなく憧れだったから。
「いいよ、家に帰ったら俺が片付けるから。
ごはんは……そうだな……ハンバーグが食べたい!」