センチメンタル*ガール
「分かってるよ。もうあの時のように途中で早退して、体調崩すようなヘマはしない。
それに未紗の誕生日だけはどうにかして祝えるようにするから」
フっと優しく微笑みながら約束してくれた佑輔。
「本当に?仕事大丈夫なの?」
「まあ、土日なら間違いなく大丈夫って言えるけど、今回は平日が誕生日だからな。
何か起きない限り何とかするよ」
だから楽しみにしてろよと言ってくれた。
「うん!」
誕生日が楽しみで楽しみで仕方ない。
今日から12月なのに、中旬にある誕生日が待ち遠しい。