ある夏の日の出来事

こっちを見て、走ってくる彼。

「ちょ、今日早くね?」

「ちょっと走ってきたから♪
早く行こう。」

手を繋いで歩く。
久しぶりだから顔が赤くなってしまう。

「何?巫照れてんの♪」

「ちっ違うよ!走ってきて暑かったの。」

素直になれないな。
まぁいっか。

それから学校まで色々な話をしながら歩いた。
< 11 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop