ある夏の日の出来事

しばらく歩いていると、
急に彼が足を止めた。

「ん?大夏、どうしたの?」

振り向くとちょっと
真面目な顔をした彼がいた。

「巫さ、今日なんの日か覚えてる?」

今日か。君が死んだ日。
でも、もう一つ大切なことがあった気がする。

どうしても答えがでなくて首を傾げていると。
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