ゆるゆる彼氏




「席離れても、結局は同じクラスなんだから」


確かにそーだけど…


あれこれ考えてるうちにもう席が決まっていた。


う―、見る気がしない…

「ちょ、ちょっ、那乃!あんた、浅川と隣だ!」


「えっ!!!ほんと!?」


…………、まじだ。


真白と隣なんて!


さっきまで落ち込んでたのに、急に元気になったあたし。


いやぁ、マンガみたいな事ってあるんだね!


「栞っ、遊びに行くからね!また後で!」



すぐさま自分の新しい席へ向かう。





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