あたしだけ?
だめだめだめ!!

ネガティブはだめ!!

魁の家に行かなきゃ!!

「あたし魁の家に帰る!!」

「帰るって、蘭の家じゃないでしょ!」

「じゃっ」

急いでその場を離れる

とにかく魁に会いたいよ~~~っ


「で?なんで俺の部屋にいるの?」

目の前には不機嫌の魁の顔。

「魁と会いたかったから!!」

ニコニコな顔で返す私


みんなとばいばいしてから

あたしはすぐに

魁の家にいったの!

そして今に至る。


「魁お前愛されてんじゃん!」
諒くんがそう言って

諒くんの一言に赤くなるあたし。

「うっせ。別にどうでもいいから」

「どうでもいいって、お前なぁ・・・」

どうでもいい・・・??

どうでもいいの?

あたしの気持ちはどうでもいいの?

あたしのことやっぱ好きじゃないんだ。

あたしと付き合ってくれたのはやっぱり

あたしがしつこいからなの?


涙でちゃうよ・・。

「おい、魁。蘭ちゃん泣きそうじゃん」

「ほっとけ」

「魁のバカーー!!」


そういい残して

走って魁の部屋からでた。
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