刻み続ける時計
同時刻、丸山希は…
「何このメール!
誰から?!」
『差出人:1-Asayonara@soputbanke.jp
Re:ばいばい、希
H2012.7.12.AM0:00
本文: ばいばい、ノゾミ
丸山希 16歳
桜良学園屋上。』
希は見覚えのあるメールアドレスと、
メールの構成に驚きを隠せなかった。
目を見開いた。
「これ…!
柚愛の時の!」
謎のメールを見た後、
すぐに唯愛からメールが入った。
『貴方が私の1人ごとを聞いたところで待ってるからね』
行かないといけない。
行かないと…柚愛みたいになる。
恐怖心を抱き、希は桜良学園へと向かった。