刻み続ける時計
「突然だけど言うね。
寺坂柚愛は私の実の双子の姉よ」
案の定、驚く希。
希に向けたのは、
アメリカ製の銃。
「裏切ったもんね?
柚愛を1-Aの皆は。
もちろん見て見ぬふりをしてたやつらも皆裏切り者だよ?」
裏切り者は1-Aの皆。
紫苑、純はいじめを知らなかったから死なせない。
それ以外。
希は目を見開いた。
全身が震えている。
泣かない、と決めたのに、自然と涙がでてくる。
「な…で…なんで…!
銃…どこで買ったの?」
これが最期の笑顔になるかもしれない。
私はこの銃で殺されるんだ。
そう思いながら泣きながら笑って問いかけた。
寺坂柚愛は私の実の双子の姉よ」
案の定、驚く希。
希に向けたのは、
アメリカ製の銃。
「裏切ったもんね?
柚愛を1-Aの皆は。
もちろん見て見ぬふりをしてたやつらも皆裏切り者だよ?」
裏切り者は1-Aの皆。
紫苑、純はいじめを知らなかったから死なせない。
それ以外。
希は目を見開いた。
全身が震えている。
泣かない、と決めたのに、自然と涙がでてくる。
「な…で…なんで…!
銃…どこで買ったの?」
これが最期の笑顔になるかもしれない。
私はこの銃で殺されるんだ。
そう思いながら泣きながら笑って問いかけた。