短編集~甘い恋~
「ま、サボらず来ただけ偉い。京介はいつもサボってたからな」

そういうと、少し微笑みポン、とあたしの頭に手をおいた。

「っ////」

なにこれ、不意打ち…っ。

「あの、仕事ってなにすればいいですか…?」
「とりあえずそこのプリントホッチキスでまとめてくれ。
全部で20部できるはず」
「分りました」

ソファに座り、もくもくと作業をする。

あたしが作業している間、慶先輩は別の仕事をしていた。

カシャン、カシャン……

「終わったぁ…」
「ん、お疲れ。あとは好きにしてろ」
マジ!!??
「じゃぁ、帰りま「帰るのは禁止」
……チッ。

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