短編集~甘い恋~
3人いわく、どこにもいないあたしたちを学校中探していたらしい。
しばらく探しても、どこにもいなくて帰ろうとしたら担任がいた。
聞くと、ここにいるかもと言っていたらしい。
「市村、俺とコイツの荷物、持ってきてッか?」
「おう、あるぞ」
「どっか寄り道してこーぜ」
「ゲーセン行くか♪」
「悪ぃけど、俺と天海は寄り道なし」
「え~~、なんでだよっ」
「春馬と莉子ちゃんいねぇとつまんねーだろー」
「どうかしたのかよ」
「こいつ、熱あっから家まで届ける」
「え…へ…きだよ。ケホッ、あんたはみんなと遊びなよ」
「全然平気じゃねーだろ、ボケ」
「なっ!うっさいなー!平気だって言ってんじゃん」
立ち上がり、藤宮にいつもみたいに掴みかかろうとしたら…
クラッとし、倒れそうになる。
「どこが平気なんだ、バカ。強がんじゃねぇよ」
…ずるい。
弱ってるときに、優しくするなんて。
しばらく探しても、どこにもいなくて帰ろうとしたら担任がいた。
聞くと、ここにいるかもと言っていたらしい。
「市村、俺とコイツの荷物、持ってきてッか?」
「おう、あるぞ」
「どっか寄り道してこーぜ」
「ゲーセン行くか♪」
「悪ぃけど、俺と天海は寄り道なし」
「え~~、なんでだよっ」
「春馬と莉子ちゃんいねぇとつまんねーだろー」
「どうかしたのかよ」
「こいつ、熱あっから家まで届ける」
「え…へ…きだよ。ケホッ、あんたはみんなと遊びなよ」
「全然平気じゃねーだろ、ボケ」
「なっ!うっさいなー!平気だって言ってんじゃん」
立ち上がり、藤宮にいつもみたいに掴みかかろうとしたら…
クラッとし、倒れそうになる。
「どこが平気なんだ、バカ。強がんじゃねぇよ」
…ずるい。
弱ってるときに、優しくするなんて。