短編集~甘い恋~
『『いただきまーす!!』』
たくさん生徒のいる学食。
やっと席を見つけ、あたしたちはやっとお昼にありつけた。

『『おいしいっ!』』

周りに人たちはあたしのことを見てる。
“そんなに食べるの?ありえない”って目で。

ふん!勝手になんでも思ってればいいよ。
別に、気にしないし。

なんて思ってたら、
『相席、いいかな』
すごく顔の整った男の人2人がそう言った。
まぁ、空いてる席はないし、ここは4人座れるからいいけど…。

『あ、どうぞ。じゃぁあたし菜々の横に移動しよ』
美々はあたしの隣に移動した。
『ありがとね、2人とも』

ネクタイの色からして、2年生か。

『2人は1年?』
『はい』

と、他愛もない話を始める。


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